初めてのリズムとお弁当

今日は朝からぐんぐん気温が上がり、暑い1日となりました。久しぶりの快晴に、子どもたちは元気に、それぞれの好きな遊びを楽しんでいました。

園庭には、昨日降り続いていた雨でできた大きな水たまり!見つけた子どもたちが早速遊んでいて、裸足で泥遊びや、泥団子を作ったり、ベンチを運び橋に見たてて楽しむ姿がありました。

暖かくなって、虫たちも活発に動き出しています。虫探しも盛んです。

玄関のマットの上に、青虫が散歩しているのに出会いました。しばらく喜んで観察していましたが、

このまま中に入ったら皆に踏まれちゃうから、外に連れていってあげた方がいいんじゃないか?という話になり、空き容器にそっと青虫を移し、園庭の安全な所に連れて行ったと、数人の子どもたちから聞きました。子どもたちの優しさに、ほっと心が温かくなりました。

ダンゴ虫を捕まえていた女児はその話をきいて、「捕まえても、後で逃がしてあげよう。」と話していました。生き物を大事にする気持ち、とても素敵ですね。

昨年度から、園では蝶の幼虫を育てていて、この春、ついにさなぎから数匹の蝶が羽化しました。廊下に置いてあるさなぎ達を見ては、その変化を気にしていていた子どもたち。虫かごの中の美しいアゲハ蝶を見て、「さなぎが蝶になってたよ!」と教えてくれていました。

そして今日、広い空へ帰ってもらうことになりました。子どもたちの手で、蝶を飛び立たせてあげました。本来の生きる場所に帰ることが、生き物にとって一番いいことを話したり、知っていく子どもたちです。

ぐずついた天気でできなかった、こいのぼり作りもしました。手に絵の具を付け、大胆に色を付けていきます。手だけでなく腕や顔、洋服まで染めながら、絵の具の感触を楽しんでいました。

障子紙を絵の具でそめて、ウロコも作りました。

せっせと染めていき、乾かしていきます。青空の下、とても綺麗ですね。

終わった後は、年長児が掃除をしてくれました。素晴らしい働きぶりです。

午後には、乾いたうろこを貼る作業もして、完成しました。間もなく園庭の空に、こいのぼりが泳ぐ姿が見られそうです。楽しみにですね。

そして今日は、新年度になって、初めてのリズム遊びをしました。在園児は、どんなことをするのか概ね分かっているのですが、新入園児にとっては初めての活動ですので、一番最初は毎年縦グループで、年上の子どもたちの力とリードを借りながら行っています。

どのグループも、ピアノの音を聞きながら、楽しく体を動かしていました。それぞれの感じ方や、のびやかさを大切にしたいなと思う時です。

今日の自由表現は「あり」です。ありの図鑑を見たり、ありを表現した曲を聞いて、動いてみました。かわいらしいありになって楽しむ子どもたちでした。

そして今日は、初めてのお弁当の日でもありました。朝から「今日はお弁当持ってきたよ!」と嬉しそうにしていました。「お弁当の後もたくさん遊べる!」と話す子もいて、今日を心待ちにしていたようです。

担任から、食べる前の準備の仕方や、いただきますやごちそうさまのきまり等を聞きました。真剣に聞いていました。

いよいよ皆で食べる時となり、自分で好きな場所を決め、用意をしました。大好きなおうちの方の手作りのお弁当を、大好きな友だちと食べて、その美味しさは格別だった事でしょう!

皆で食べる喜びを感じられるのは、とてもいいなと思います。明日もお弁当の日ですが、どうぞよろしくお願いいたします。ご協力ありがとうございます。